日本では田植えが始まり、蛍が飛び交う初夏を感じる季節になりました。
毎日時間は止まること無く、生き物は息(生き)をしていますね(:
先日、白浜三段壁付近で自殺を考えて来る人々に手を差し伸べている友人に連絡を取りました。
自殺志願者が増えているようです。
自殺を考える人、そうゆう人達を放っておけず手を差し伸べる人々の心を少しでも和らげるためには何が一番必要なのかと考えます。。。
そして、今朝の新聞朝刊で「うつ病 がん並み対策を」という記事にめが止まり、最初は「やっと国も動き出してくれた!」と想って、内容を読みだしたのですが、その内容にちょっとがっかりしました。
「対策の重点として、職場の精神保健対策、復興支援プログラムの普及とともに、子供のうつも増えているとし、学校での精神保健教育、教員の研修、児童精神科医の増員が必要だとした。」「「うつ病センター」の設置を提案した。」
と書かれていたのです。
私は日本精神神経学会宛てに手紙を書き、自分の想いを以下のように伝えました。
センターやカウンセリングの人たちを増やすことは、鬱病の人たちを減らすことはできません。それよりも、なぜ鬱になるのかという根本的な原因をしっかりと現場で理解し、その原因を改善できる対策をする必要があります。
命の電話の会にも行った時、「これからもこの会が存続し続け、一緒に命の電話をやっていく仲間がふえるよう、」とのコメントに、「え!?それと逆でなければいけないのでは?命の電話に電話する方々が減り、後には命の電話が無くなる社会にしていかないといけないのでは?」と、私は想いました。
ベトナムの貧困やHIVの連鎖を断ち切るためにはどうすることが善いのか?募金や、他国に依存させてしまうように促すサポートの仕方では無く、自立できるように、本来持っている力を発揮して生きていけるようにはどうするのがよいのかいつも考えています。
手紙に、権力や知識のある者だけの話し合いでは無く、本当に助けが必要な人々に耳を傾け、学校の教育現場や会社現場の現状を知り、何が人々の心を圧迫しているのか理解して欲しい。
日本で暮らす人々の心に平穏を与えるために、今の社会制度の改善が必要なのです。
カウンセリングをする人が増えても、その人々もまた心や体を犠牲にし、負の連鎖は断ち切れません。
社会の弱者に対する対応、会社での労働者に対する制度、学校での先生に対する圧力を改善しないと何も変わりません。今の社会、友達、近所、親子、夫婦の繋がりがとてもおかしくなっています。会話(会って話す)が無いのです。
以前東京に行ったとき、皆耳には栓をして、目線は携帯。溢れんばかりの人々がいるのに、そこには会話が無いのです!!道を尋ねたくても、聞けない(><)便利なはずが、テクノロジーの発展で目的地に付くまで3時間以上迷い、話掛けれないオーラでストレスを感じました。一路線しかなく30分に一本しか無い田舎のほうが、目的地に迷わずに付けます。
人に尋ねるのではなく、皆携帯で電車の時刻を調べています。
私のような携帯を持たない者には、とっても困ります。
話は携帯で済ませる社会。それが、今のうつ病が増加した大きな原因だと想います。
私は携帯電話の存在ももう一度見直して欲しいと綴りました。
もし現在のように、人々の手に携帯電話が無かったら、こんなに人と人との繋がりがきうすになっていないように想います。
もう一度立ち止まって、本当に大切なものは何なのかを見直していただきたい。
物質的に満たされること、機械的な発展を遂げること、数値で一番になること、便利さを追求することは本当に、心の内を満たすことが出来ることは出来ません。
もうみなさん気付いているはずです。
どうか、真実から目を背けないでください。
遅いことはありません。未来への希望を諦めず、小さなことからでも変えていきましょう。
「善き事はカタツムリの速度で動く」マハトマ・ガンジー です。
平穏なれ
合掌
Maiko(:
1 件のコメント:
一人でも多くの人がゆっくりと、浪費されることなく生き、共感する力を取り戻せますように。素敵な活動とブログをありがとうございます。
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