2012年12月10日月曜日

和歌山県国際交流祭り

 2012年も早いもので、もう師走です。
1年を振り返り、皆さんにとっての今年はどのようなものでしたか?
また2013年がやってきますが、生きていられるとは当たり前では無く、奇跡であります。
世中の真の出来事を知っても想いますが、先日友人に誘われて観にいったドキュメンタリー映画「うまれる」を通じても考えさせられました。
皆さんの心に、平穏と安心感が宿る幸せな日々が増える人生でありますように。

 一点、私が今年最後に「国際協力」の枠で参加する☆国際交流まつり☆のお知らせです。もちろん、作品も展示・販売しますので、会場に逢いに来てください!

『国際交流まつり』は1年に1回実施している国際交流のおまつりで、インド・ドイツ・ポーランド・中国などの文化紹介や舞台発表の他、民族衣装の試着や写真展示、屋台も出ます。

日時:12月16日(日)
   11:00~15:00(開場10:30~)
場所:和歌山ビッグ愛 1階 展示ホール・大ホール
主催:国際交流まつり2012実行委員会
入場無料


 重ねて、再度販売店のお知らせです
今現在 maiko project で出来上がっている製品を販売してくれているお店を紹介しておきます。
クリスマスもやってきますので、是非この機会に温もり感じる手作り、フェアトレード品をお勧めします。
ベトナム: Shoko(87Le Thanh Ton,D1,HCM)、 Overlandclub(http://www.overlandclub.jp)
日本: じょんのび(http://jyonnobi.jugem.jp)、TOIRO(http://ameblo.jp/toiro-cafe)、
keats(http://keats.jp)、urara(http://uraracafe.ikora.tv)、Muelek(http://www.mulek.com)、カルパの月(http://www.cafe.zaq.jp/karupa/)、ぴーす(http://blog.goo.ne.jp/minatajp)、あわたま(http://awatama-wakayama.com/)

2012年11月14日水曜日

今月ベトナムにある日本のスイーツ店、MOFで展示会

 ベトナムのホーチミンで絶大な人気がある、日本のスイーツ店「MOF」さんで、今月展示会とワークショップが開催されます!

http://www.mof.com.vn/en/they-say-about-us/detail/2-mofs-news/50-nghe-thuat-goi-qua-furoshiki-nhat-ban-.html

 2区での展示会は既に始まっています!
 是非とも、どれも一点物で実際の手作り&フェアトレード作品を観てみてください。
 そして、クリスマスのプレゼントにもお勧めです!
 実際に風呂敷の包み方や、新たな使い方を学べるワークショップも開催しますので、是非参加下さい!




2012年10月4日木曜日

News letter 9. 2012

 2012年も中秋の名月を祝う季節となりました。皆さん、シンチャオ(ベトナム語でこんにちは)! 法政大学/キャリアデザイン学科の学生さんたちと現地交流の声を今年も掛けていただき、8月末から2週間ベトナム現地へ行ってきました。
 ベトナムとの関わりを始めて早10年。現地でしか解らない真実を他の方々にも観てもらえればと、出発前に友人達に現地訪問を勧めていました。その結果、3名(日本人2名、オランダ人1名)が日本からベトナムを訪れました。彼らは、風呂敷プロジェクトの会議へ参加し、HIV・エイズ被害者をサポートしている、スマイルグループの子供達と公園で遊び、白井さんが始めた、元ストリートチルドレン達を雇って自立を促しているレストラン、フ-ン・ライでベトナムの本格的家庭料理を味い、また無農薬野菜を育て、都会で宅配販売などをしている若い青年塩川さんから話を聴き、戦争博物館を訪れ、地元の日帰りメコンツアーに参加し、私の英語でのヨガも体験していただいたり、と基本フリーな感じですが、他のツアーとは一味違った内容の濃い体験してもらえたと思います。
 風呂敷プロジェクト現地担当の栗須さんから、作成者が増え、手馴れてスピードが上がった分、風呂敷やコースターの在庫がかなりあると聞き、渡越前に何とか改善策を考えていました。そして、思いついたのが風呂敷として出来上がったものから、違う商品へと仕上げることでした。1つは、三角形に折り、首を通せるようにして「ポンチョ」。もう1つは、二枚を縫い合わせて「ロングスカートか胸の上まで上げてドレス」。最後は、「ヨガマット入れ」。
 現地で作品を見せると、特にポンチョは評判が良かったです。そして、栗須さんとの話合いで「風呂敷プロジェクト」として進めて来ましたが、パッチワーク調に仕上がったオシャレな作品は風呂敷としての用途だけでは無いことや、コースターや他の作品も出来上がってきているし、風呂敷と名を打ってしまうと、型にはまったイメージが付いてしまい、消費してもらいにくいので名前をシンプルにmaikoプロジェクト」と変える事になりました。もちろん、「エコ」「フェアトレード」「手作り」は今まで通りです。
 冒頭で述べたように、今年も縁があり法政大学2,3年生10名と尼寺をお借りして交流しました。会場にはフランス人、フランス系ベトナム人、アメリカ系中国人、ベトナム人、日本人の友人や、生産者である貧困やHIV感染で困難な生活を強いられている仲間達も加わって、私のベトナムへの活動に繋がる経緯や、10年の活動内容などを話させて頂きました。
 日本社会で生きてきて根付いた価値観を、生産者の彼らと関わることで変えるきっかけ、また、貧困やHIVなどの社会問題と向き合い、相手の立場を考えた長期的支援方法を、少しでも考えてもらえるきっかけになってもらえたのであれば幸いです。
 昨年、現地で風呂敷やコースターの注文が大分あったときは、私がプロジェクトから少し一歩引く形を取りましたが、作品の在庫がかなり増えたので、ベトナムでまた扱ってもらえるお店を探そうと意気込んでいたところ、バイクごと転倒する事故に遭いました。2人乗りのバイクが背後から来て、前で運転している友人のポーチをひったくろうとして、そのまま私達は転倒!2人とも、擦り傷と打撲で済みましたが本当に命に関わる恐ろしい事故でした。貧富の差が広がっていることもそうですが、若者達の薬物依存や、都市開発で進む精神の乱れも治安の悪化の原因のように思います。しかし、それを促しているのは、ベトナムに進出してきた日本や欧米企業・旅行者達なのではないでしょうか。
 今回も、前回同様日本からの友達を色々と案内してくれたビンさんは子供の頃を振り返り、「ベトナム戦争後ホーチミン市に来た当時は、町には自転車がほとんどで、子供達は車を観れば目を輝かせて走って追っかけ、道路でかくれんぼをして走り回り、夜の9時には町は真っ暗。旧正月の期間は家族で過ごすので町中が静まり返っていたのが、今では365日忙しくお金を追いかけ、ベトナムらしさが無くなりました。」
 ベトナムをそうさせたのは。。。ベトナムの美しさや、伝統、文化が無くなっていくのを観るのは悲しいことですが、止まらないスピードで開発は進んでいます。
 「善き事はカタツムリの速度で動く(ガンジ-)」ことをどの国の方々にも忘れないでいて欲しいです。目先のことに興奮してしまうのでは無く、未来の子供達にも美しい自然と、素晴らしい伝統・文化が残せるように、私達一人ひとりの意識が大切だと想います。
 ベトナムから戻り、震災・津波で被害を受けた宮城県、気仙沼に約10ヶ月振りに行ってきました。今回は陸前高田、大船渡などの地域も訪れ、津波の跡を歩いたり、85才のおばあちゃんが震災後初めて仕事を始めたというお店も入るプレハブの復興市などにも行ってきました。草が生い茂る瓦礫の山・山・山、道路や橋、鉄道は寸断されたまま、山済みの廃車。唯一残った家屋の土台には花束とお供え物が添えられ、地盤沈下した土地には藻が張った水やごみが溜まったまま。港の防波堤は無残に破壊され、学校やスーパー、ホテル、博物館などの高い建物は中がぶち抜かれ、鉄筋や壁などがむき出したまま、という現状が現地にはあるのです。
 気仙沼で家を津波で流された斉藤さんと、彼女と同級生の石川さんと、災害後ずっと被災地へ足を運んでいる茨城在住の西野さんと再会しました。彼らは60才を超えていても仮設住宅や、障害者・老人施設、さまざまな被災地域に奉仕活動に頻繁に足を運び、物質的に豊かな暮らしをしている人達以上に、笑って、たくましく生きている姿には本当に尊敬します。
 彼らから、同じ時代に1つの地球を共有する人間として、自己中心的になるよりも他者を思い遣る大切さや、後世に何を守り伝えていくべきなのか言動、行動で教えてもらっています。
 今回滞在した「さんりく旅館」は、斉藤さんと石川さんの同級生が経営していて、そこも自家用車が6台流され、二階まで津波にのまれるという被害を受けたところです。目の前には跡形も無くなった駅と、脱線した線路が津波の壮絶さを物語っていました。「この辺りでは未だ、3名の方があがって来てないのよ。」と教えてくれました。
 14世ダライラマ法王も「無知は罪である。」と言われるように、真実を自分の目で確かめ、自分の体、心で体感することの大切さを今回も深く深く学びました。
 しかし、ベトナムで出逢ったストリートチルドレンやHIV/AIDS被害者、東北の震災を経験した人達にしか解らない実体験を自分はしていなくとも、理解しようとする努力や手を差し伸べる行動をすれば、きっと人々の心に平穏と世の中に平和がもたらされると信じています。
 「maikoプロジェクト」作品はベトナムでは、Shoko87Le Thanh Ton,D1,HCM)、 Overlandclubhttp://www.overlandclub.jp)で、日本では次のカフェでお求め頂けます。     じょんのびhttp://jyonnobi.jugem.jp)、TOIROhttp://ameblo.jp/toiro-cafe)、 urarahttp://uraracafe.ikora.tv)、Muelekhttp://www.mulek.com)、keatshttp://keats.jp
 全てベトナムでの手作りなので、時間は掛かりますが、自分だけのオリジナルとして、ベッドカバーやコタツカバー、クッションケースなど希望に応じてのオーダーメードも承っています。
 また、講演会やワークショップなども随時開催していきますので、もし興味があれば下手なブログではありますが詳細やベトナムの様子などを覗いてみてください: http://lifeinhcm.blogspot.com
 最後になりましたが、このように活動を続けてこれているのは何があっても迎えてくれる家族や、温かな御理解・御協力をしてくださる皆様のおかげです。ベトナムや日本だけではなく、遠く離れていても支えてくれる仲間もたくさんいます。私一人で出来ていることは何もありません。本当に、心から深謝しております。
 まだまだ未熟な私ですが、今後とも、ご指導・ご支援どうぞよろしくお願いいたします。 

                                                  合掌

2012928
竹中 麻衣子

 南三陸
 maiko project
                                                      法政大学生達と




2012年9月18日火曜日

講演会詳細決定


「竹中麻衣子さん講演会」

と題して友人が開催してくれます。

詳細は以下の内容です。

竹中麻衣子さんの講演会

詳細が決まりましたので

お知らせです


活動10周年のまいこさん


和歌山県有田川町 TOIRO CAFE にて

日時 9月21日 金曜日

時間 10時~11時  講演会
    11時~11時30分 質疑応答time

定員  20名さま

参加費用

①午前中の講演会のみ(ドリンク代 400円と講演会代)

②講演会と、天然酵母パンの軽食(800円と講演会代)
ららこぱんのサンドイッチです
パンは、この日のために、特別なパンを用意する予定です。

※講演会の代金は、お話しを聞いていただいてから
 用意した封筒へ各自、お気持ちを入れていただく形を
 とらせていただきます



申し込み

メール rarakonoie@nifty.com
  ※パソコンのメールへ申し込みください※

(メールが難しい場合は

TOIRO CAFE,ららこパン工房店舗でも
申し込み受付しています)



名前
連絡先電話番号
①か②の希望(軽食ご希望の方は必ずご予約お願いいたします)



ご不明な点は上記連絡先にお気軽にお問い合わせください。


2012年7月16日月曜日

Happy Festival を終えて

日本は今年も災害が続いています。
今度は九州で今までに無い豪雨で、30名近くの方が亡くなられ、多くの家や交通機関が壊されました。昨年の和歌山での被害に続き、本当に日本の雨の降り方は激しくなっています。

さて、昨日開催した「4th World Happy Festival @ALEC」は、ブース数100を超え、約2500名の来場者で盛り上がりました。

皆さんに、「楽しかった」と声を頂き、とブータンに負けないくらいHappyを共感じてもらえたかと想います(:

以下のサイトで当日の様子、少しですが観られますので良かったら覗いてみてください。
http://cclive.ikora.tv/c19766.html

準備から開催日まで多くの方々の協力があって無事にお祭りを終えることが出来ました。
皆様に心より感謝申し上げますと共に、世界の平和を心よりお祈りしています。

合掌

麻衣子(:

2012年6月15日金曜日

講演会@ カフェ awatama  和歌山市

和歌山市内にある、海を見渡せるカフェ「awatama 」さんで、本日講演を主催してくれました。
もしお時間ある方は、いらしてください。
私の活動のお話に限らず、みなさんと色々お話できればと想っています。
カフェオーナーの泉ちゃんもとっても素敵な女性です。
彼女を含め、多くの方々にサポートしていただいてここまでやってこれています。
皆様に感謝します。
合掌

2012年6月1日金曜日

現地風呂敷プロジェクトの様子

ベトナム現地からの月一回の活動の様子が届きました!  前にも少し創ってみた、バッグとして使う時の「取っ手」も手作りで力作ができあがりました!! 個人的にはかなりお勧めです! 家に風呂敷や布はある方も是非お試しあれ~! おしゃれですよ~

2012年5月18日金曜日

World Happy Festival @ALEC 2012

 「 World Happy Festival 」 開催します! ブータンのGNH(総幸福度)に負けないくらい、幸せになろう~!!と呼びかけて始めたイベントも、今年で4年目! ALECさん、和歌山国際交流センターさん、和歌山NPOセンターさんの大きな協力もあり開催することになりました。感謝感謝です 何と今年の開催地は と~っても素敵なカフェのある図書館 「ALEC」!! 世界のステージパフォーマンスやたくさんの物販・飲食ブースで皆でハッピーを共有しましょう! 物販・飲食ブースの出店をまだまだ募っていますので、是非参加して自分の趣味を発表したり、楽しくおこづかい稼ぎに来てください。 (1枠:二畳 500円!! テーブル・椅子など必要なものは全て持参下さい。 電気は使用できません。) まだまだ多くのブース参加を6月16日まで募集中です!! 何と何と、以下のお勧めイベントもあります! 有田川町で秋にクランクインされる映画「ねこにみかん」 http://cheesefilm.com/ の監督 戸田彬弘さんの ステージトークショー(13時半~)! 「震災で消えた小さな命展」 http://usa-peace.com/info_13_1.html も同時開催中! 一人でも、友達や家族とでも是非遊びに来てください!! 実行委員: 竹中 麻衣子

2012年3月21日水曜日

和歌山県JR田辺駅前 フェアトレード店「ピース」主催 でイベントを企画してくれました。4月14日(土)

1月にベトナム(ホーチミン)へ同行させてもらった竹中麻衣子さんのお話会を行います。
自分の気持ちに素直に、信じる道をまっすぐに歩んでいる彼女の生き方に、自分たちの普段の生活にも通じる何かを感じ取って頂けるのではないかな、と思っています。


竹中麻衣子さんお話し会

「ストリートチルドレン・HIV感染者の支援活動を通して思うこと」
                   ~ベトナムでの10年間の軌跡~


■日時:平成24年4月14日(土) 14:00~

■場所:紀南文化会館4階和室 

■参加費:お話を聞いたあと、あなたが料金を決めてください。
※収益は全額竹中さんの活動費に充てさせて頂きます。

■スケジュール 13:30~ 開場
14:00~15:30 お話し。
15:45~16:15 ヨガ体験 (希望者のみ。別途500円)


◇席に限りがございますので、参加ご希望の方は下記の電話番号へご連絡頂くか、vietnam414@gmail.comへメールでお名前と人数、ヨガ希望の際はその旨も合わせてお申込み下さい。

◇風呂敷プロジェクトの風呂敷、ベトナムの物品販売なども予定しています。

■主催・参加お申し込み・お問い合わせ 
フェアトレード&エコロジーショップ ぴーす(田辺市948 電話0739-24-7660)

■後援:紀の川国際交流会 
■協力:海友会西牟婁ブロック 


竹中さんプロフィール (HP :http://lifeinhcm.blogspot.com/)



和歌山県湯浅町在住。小学生の頃から国際関係の仕事に就きたいという夢をもち、高校生のときに戦争孤児やエイズ孤児への関心を深める。「何不自由なく日本で暮らしている自分が同じ立場にたったらどう感じるだろう」そして「彼らの本当の心情を知りたい」という思いが募った。

高校を卒業後、アメリカ(シアトル)の大学へ留学。同国で出会ったベトナム人女性から、「母国には孤児を救う里親制度があるが、まだまだ支援の手が必要」という話を聞き、現状を自分の目で確かめようと初めてベトナムを訪れる。
子どもたちと寝食をともにしたり、サッカーをしたり、児童労働の現場を調査するため一緒に路上に出たり、現地に滞在中はできるだけ彼らといっしょに過ごした。体は疲れきっていても子供たちに逢いに行く。しかし何もしてあげられない自分の無力さに胸が張り裂けそうになって、帰り道で泣き出したことも。

親の収入が少なく学校に行けずに路上で物売りをしたり、裸足で走り回り放置された注射針でHIV感染してしまったりする子どもたちの過酷な状況。現実を知れば知るほど、世の中の不平等さに悲しみや怒りを覚えた。
そして、彼らを救おうと募金活動を始める。しかし、自分に会うとお金を求める子どもたちを見て「お金を与えてはいけない」と、違う方法での支援を模索。あるとき、少女が上手に縫い物をするのを見て、「はぎれを縫い合わせて風呂敷を作り、それを売って生活の糧にしよう」と思い立つ。現在は「風呂敷プロジェクト」として、子どもから大人まで、貧困やHIVに苦しむ人々の収入につながる仕事として広がりを見せている。

ベトナムに通い始めて今年でちょうど10年。銃をつきつけられたり、デング熱にかかったり、また犬にかまれたりと、死の恐怖を味わったことも。しかし、そのような状況を乗り越えて今、自分が生かされていることに感謝し、自分に与えられた使命は何かを考え、個人としてできる活動を続けている。
アメリカ留学中にはヨガも学んだ。ふだんはヨガインストラクターとして、人々に心身の平穏について伝えている。講演活動、大学生のベトナムでの現地実習の協力なども行っている。

2012年2月1日水曜日

JR紀伊田辺駅横 フェアトレード店「ピース」でのトーク会

寒さ厳しい日が日本では続き、インフルエンザも流行っていますが、皆さん大丈夫ですか?

ベトナムでは春節の祝いも終わり、徐々に町にも賑わいが戻ってきているようです。

先月、ベトナムへ一緒に行き、帰国後にお店でベトナムフェアを開催している友人のところでトーク会を無事終えました。
私の活動を知って下さっている方々とそうでない方々、半々くらいの参加者の皆様に風呂敷プロジェクトへ至るまでの私の想いや、実体験を聴いていただきました。
貧困化でも必死に路上で仕事をするストリートチルドレンや売春の問題、また深刻なHIV/AIDS事情などのトピックもありまじめになりがちですが、身近な問題として受け止めてもらえるように笑いも交えての会で皆さんにも楽しんでもらえました。

お金に依存させてしまう「募金」という形よりも「自立支援」を促すよう努めたことや、活動の「持続性」や環境を想い「エコ」で、人権を想いやり「フェアトレード」というテーマに意識を向けてもらえるよう話しました。

皆さんからもいろいろと質問や、意見などが飛び交いあっという間に2時間が経ち、とっても有意義な空間・想いを共有できました。

全て「世界に一点物」の作品である maiko風呂敷 も手にとって見ていただき、好評でした(: アメリカに住んでいる友達も、アメリカでも好まれそう!という意見ももらい、嬉しかったです。「風呂敷」という日本文化も今後世界にもっと広まって欲しいですね。

フェアトレード店、「ピース」では今も風呂敷展示会&販売、ベトナムフェアが行われていますので、是非皆さん足を運んでくださいね。

合掌

麻衣子(:

2012年1月23日月曜日

2012年1月18日水曜日

6名の仲間を日本から連れてベトナムの地へ






Chuc Mung Nam Moi (A happy new year) 2012!!

旧正月のお祝いを迎えるために賑わっているベトナムへ、いつもとは違い仲間を引き連れて訪れました。なんと11日から13日までの3日間という強行スケジュールで。笑
でも、日本人「らしい」でしょ?笑
逢うたびに友人にあまりにも短い滞在に、「なぜそんなに短いの!?」と驚かれ、「日本人は皆忙しいから、私一人だともっと居てるのだけどね~。ははは」と答えていました。
帰ってきてからも、あまりにも短かったので、ベトナムに行っていったのだっけ?と変な気持ちになっています。笑

短い期間でしたが、現地の仲間の協力で着いて早々、風呂敷プロジェクトの月一回の会議を見学し、旅行参加者と生産者(当日4名:Lam,Tran,Hue,Thoa)の交流も出来ました。集会には時間の都合では来れないけれど、ホーチミンに出稼ぎに来て、施設で職業訓練をしている少女6・7名と、遠い田舎の女性達3・4名も生産者であり、給料をもらえているそうです。たくさんの風呂敷やコースターも実際見てもらい、最後には質問にも答えてくれました。
「風呂敷プロジェクトは自宅で出来るので、子育てや親の世話など家での仕事の合間に出来て、路上での宝くじ売りなどお金にならない仕事よりも、がんばっただけお金が得られるので、大分生活が安定しました。(Tran)」
「風呂敷プロジェクトがもっと知られるようになり、田舎などで貧困にあえぎ、職が無い人たちにも働く機会が与えられるようになれば善いと願っています。(全員)」

初日の夜には、私が10年前からずっと尊敬し、慕っているPhuongさんの自宅で、手作りのPhoと生春巻き、たくさんのフルーツを頂きました!本当においしかったです!Cam on rat nhieu(Thank you very much), me cua Phuong, chi Phuong,and Elizabeth!

次の日はBui Thi Xuan 通りにある高校で、Binhさん(前にOverlanclubでも企画してくれました)が再度ワークショップを企画してくれ、私の活動と風呂敷プロジェクトの趣旨紹介だけでは無く、日本人の参加者も一緒に風呂敷の包み方を高校3年生に教えました。高校生は日本の風呂敷文化をとても気に入ったようで、参加者の私たちはやりがいを覚えました。また、最後に”手のひらを太陽に”を歌ったて、プレゼントに折り紙も配って、ワークショップは無事終えました。
参加者中最年少、渡辺さんは「同じ学生であるけれど、ベトナムの学生たちは質問も積極的にして、英語も一生懸命使って発言し、授業にも熱心に参加している姿を観て、私も残り少ない学生生活で、後で後悔しないように今しか出来ない学びに真剣に取り組もうと想います。」
と、コメントしてくれました。
彼女のような、将来日本を担っていく若い方が、日本では出来ない学びをしてくれたこと、本当にうれしく想っています。

昼食には風呂敷プロジェクトを現地で継いでくれた栗須さんや、ARBAの世話役でもあり、ベトナムの大学で勉強中の木村さんも加わって、皆でベトナム家庭料理を囲み皆で楽しい時間を過ごしました。フェアトレード店”ぴーす”を和歌山の田辺で営んでいる田中さんと栗須さんで話合って、今後風呂敷を日本で販売協力してくれることになりました。

お昼の時間に私に逢いに来てくれた、Thuさんはシアトルに居るときからのお友達で、今回東北で被害に合われた方々に見舞い金、500ドルを親族や友人と集めてくれたようで私に託してくれました。帰ってから早速気仙沼の斉藤さんに送りました。この寒い季節、本当に助かります!

他にもベトナムの仲間たちは、私が現地に持って行った、マンボーのアクリルたわし450円とストラップ400円(気仙沼にある500人ほど住んでいる仮設住宅の地域で数十名の女性達が手作りして生活費を集めています)を買ってくれました。昔からの友人であるフリーマガジン”Sketch”で働いているかおるさんも記事に載せてくれるそうです!
こうして、国境・人種の違いを超えてお互い支えあえるとは、本当にうれしいことです。
皆さんに、心より感謝しています!

そうそう、もちろん尼寺”Quan Am Thu Vien" にも足を運びました。お寺はTet前で準備に大忙しでしたが、尼さんたちに逢えて嬉しかったです(:変わらず坐っている仏様と心から対談してきました。母と母の友人誌賀さん、Thuをトップの尼さんに紹介し、「麻衣子は素晴らしい、人のために動ける優しい人です。楽しく活動し、彼女の役割を果たしているので、何も心配しないで下さい。」と言って下さいました。

最終日は皆さんベトナム雑貨などを買いに町をうろうろしたようです(:

そして、旅の締めくくりに盲目の人たちをサポートしている野崎さんが運営しているマッサージの場所へ皆で向かいました。行きのタクシーの運転手は道を間違えるというハプニングも、ベトナム「らしい」ということで皆にリアルベトナムを体感してもらいました。笑
彼女も私たち日本人を見て、とても喜んでくれました。彼女は日本から9年ほど前に意を決して今の活動を始めたようです。でも、いろいろと辛い思いをされているようで、皆がマッサージを受けている間に、涙を流して辛い体験話をシェアしてくれました。異国の地で、経済的にも苦しい中人の為に一生懸命生きている彼女を観て、本当に頭が下がります。私はまだまだです。(><)是非皆さん、ベトナムに行ったら彼女が運営しているマッサージ店へ足を運んでください!!!盲目の方々は丁寧に心を込めて体も、心も癒してくれます!!

参加者の皆さんはベトナムのバイクの多さに圧倒されていました!笑 あれは、まさに「ザッツベトナム!」って感じですね(: でも、初めてにしては上手に渡っていました。

それと、ベトナムの食事はどれも美味しかった!っと感動していました!!

一緒に行ったメンバー(母、母の友人、高野山の僧侶、元地方新聞社員、フェアトレードショップオーナー、大学生)の皆さんは、参加して善かったと言ってくださいました。高校生徒の交流や、私の現地仲間との交流、盲目の方々によるマッサージ、風呂敷プロジェクト見学など普通では体験ができたことを評価してくださいました。

帰国後、田中さんのお店でベトナムフェアが開催されています。もちろん風呂敷も展示・販売されています。そして、1/25(水)の夜7時から、私がお店に赴きトーク会を開きます。ぜひいらしてください! 
 ぴーす
 〒646-0031
 和歌山県田辺市湊948(田辺駅前)
 tel.0739-24-7660/10-18時 日・月曜休

今回、評判がよかったのでまたこのような機会を持てたらと想っています。

現地では、いつもですが本当にたくさんの仲間にお世話になりました。
皆さん本当にありがとうございました。Cam on rat rat rat nhieu va chuc mung nam moi!!
Hen gap lai som! (see you again soon)

合掌