1月にベトナム(ホーチミン)へ同行させてもらった竹中麻衣子さんのお話会を行います。
自分の気持ちに素直に、信じる道をまっすぐに歩んでいる彼女の生き方に、自分たちの普段の生活にも通じる何かを感じ取って頂けるのではないかな、と思っています。
竹中麻衣子さんお話し会
「ストリートチルドレン・HIV感染者の支援活動を通して思うこと」
~ベトナムでの10年間の軌跡~
■日時:平成24年4月14日(土) 14:00~
■場所:紀南文化会館4階和室
■参加費:お話を聞いたあと、あなたが料金を決めてください。
※収益は全額竹中さんの活動費に充てさせて頂きます。
■スケジュール 13:30~ 開場
14:00~15:30 お話し。
15:45~16:15 ヨガ体験 (希望者のみ。別途500円)
◇席に限りがございますので、参加ご希望の方は下記の電話番号へご連絡頂くか、vietnam414@gmail.comへメールでお名前と人数、ヨガ希望の際はその旨も合わせてお申込み下さい。
◇風呂敷プロジェクトの風呂敷、ベトナムの物品販売なども予定しています。
■主催・参加お申し込み・お問い合わせ
フェアトレード&エコロジーショップ ぴーす(田辺市948 電話0739-24-7660)
■後援:紀の川国際交流会
■協力:海友会西牟婁ブロック
竹中さんプロフィール (HP :http://lifeinhcm.blogspot.com/)
和歌山県湯浅町在住。小学生の頃から国際関係の仕事に就きたいという夢をもち、高校生のときに戦争孤児やエイズ孤児への関心を深める。「何不自由なく日本で暮らしている自分が同じ立場にたったらどう感じるだろう」そして「彼らの本当の心情を知りたい」という思いが募った。
高校を卒業後、アメリカ(シアトル)の大学へ留学。同国で出会ったベトナム人女性から、「母国には孤児を救う里親制度があるが、まだまだ支援の手が必要」という話を聞き、現状を自分の目で確かめようと初めてベトナムを訪れる。
子どもたちと寝食をともにしたり、サッカーをしたり、児童労働の現場を調査するため一緒に路上に出たり、現地に滞在中はできるだけ彼らといっしょに過ごした。体は疲れきっていても子供たちに逢いに行く。しかし何もしてあげられない自分の無力さに胸が張り裂けそうになって、帰り道で泣き出したことも。
親の収入が少なく学校に行けずに路上で物売りをしたり、裸足で走り回り放置された注射針でHIV感染してしまったりする子どもたちの過酷な状況。現実を知れば知るほど、世の中の不平等さに悲しみや怒りを覚えた。
そして、彼らを救おうと募金活動を始める。しかし、自分に会うとお金を求める子どもたちを見て「お金を与えてはいけない」と、違う方法での支援を模索。あるとき、少女が上手に縫い物をするのを見て、「はぎれを縫い合わせて風呂敷を作り、それを売って生活の糧にしよう」と思い立つ。現在は「風呂敷プロジェクト」として、子どもから大人まで、貧困やHIVに苦しむ人々の収入につながる仕事として広がりを見せている。
ベトナムに通い始めて今年でちょうど10年。銃をつきつけられたり、デング熱にかかったり、また犬にかまれたりと、死の恐怖を味わったことも。しかし、そのような状況を乗り越えて今、自分が生かされていることに感謝し、自分に与えられた使命は何かを考え、個人としてできる活動を続けている。
アメリカ留学中にはヨガも学んだ。ふだんはヨガインストラクターとして、人々に心身の平穏について伝えている。講演活動、大学生のベトナムでの現地実習の協力なども行っている。
2012年3月21日水曜日
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