2010年2月21日日曜日

大阪の展示会に出展(:






暖かな気候に、蕾がふくらみ、梅の花が咲き、2010年の春ももうそこまで来ていますね!

先日の16日付け毎日新聞の朝刊「ひと」で紹介していただいたおかげで、全国から協力のお声を頂きました。”風呂敷購入” ”はぎれ協力”など本当に皆さんありがとうございます(:

その中で、大阪で同じく支援活動に励んでいる方から、タイミングが合い今日から始まる展示会に私のベトナム撮ってきた写真も招待してくれました。それで、数枚ですが以下の場所で展示会があります。アジアの子供達の写真が観れます!

皆様時間が合えば是非足を運んで、世界の子供達の真実に目を向けてみてください(:

また風呂敷を注文してくださった方は、何と素敵に娘さんたちが作った手作り雛人形達の毛氈として手作りフェアトレードmaiko風呂敷を使ってくれたようです!(写真参照)
国は違ってもお互い想えば通じるものがあります(:雛人形も、風呂敷も繋がれて心から喜んでいるのが伝わってきますね(:

どうか世の中から戦争が消え、人々の心が平穏でありますように。。。

合掌(:

Maiko

2010年2月16日火曜日

毎日新聞に掲載していただきました。2010年2月16日

ひと:竹中麻衣子さん ふろしきでベトナムの子らを支援

 「端切れのように捨てられる子どもたちに、端切れを使って生き抜いてほしい」

 19歳の時、あてもなく一人訪れたベトナムで、多くのストリートチルドレンを目にし、胸が張り裂けそうになった。その自活の道を現地で探っていた08年、職業訓練で器用に縫い物をする女の子を見て「これだ」と思った。

 集めてきた端切れを使って世界に一つしかないふろしきを子どもたちに縫わせ、その代金を生活費に充てるプロジェクトを進める。販路開拓に歩き回り、地元・和歌山だけでなく東京、大阪の喫茶店などにも広がってきた。

 留学先の米国でベトナム人女性と知り合ったのが、一人旅のきっかけ。「路上で寝起きし、読み書きのできない子ばかり。裸足で走り回り、放置された注射針でHIV感染する子も。衝撃の連続でした」

 これまで約10回訪問。組織には属さず、子どもたちと一緒に食事し、昼寝し、サッカーに興じる。銃を突き付けられたりデング熱にかかるなど、死の恐怖も味わったが、その経験から「あなたたちの気持ちが分かるよ」と言えるようになったと感じる。

 懸命に生きる子どもたちに接し、「死にたい」と漏らす日本の小中学生に危機感を覚える。「布団で寝られる幸せをくれた両親への感謝」の気持ちも募る。思いは祖国、古里と、ベトナムを行き来する。今月下旬からは再び現地へ。手土産はいつも古里・湯浅町名産のしょうゆだ。【嶋谷泰典】

 【略歴】竹中麻衣子(たけなか・まいこ)さん 和歌山県湯浅町生まれ。地元でヨガのインストラクターをしながら活動。27歳。

毎日新聞 2010年2月16日 0時09分(最終更新 2月16日 2時31分)

2010年2月12日金曜日

日本の若い世代にも明るい希望があります

Chuc Mung Nam Moi!(あけましておめでとう!:ベトナム語で)

旧正月を祝う習慣のベトナムは14日が今年の正月(テト)ですね。
今ベトナムはお正月ムードいっぱいだそうです。
しかし、そのお正月を皆心から嬉しく、楽しい想いで過ごしているのでしょうか?
家族が居ない、家が無い、エイズで苦しんでいる、お金が無いなどの環境下で暮らす人々は、家族で楽しい思いをしている、捨てるほどの食事をしている光景をどのような気持ちで観ているのだろうか?
以前、テト後に訪れたとき逢う子供達に「テト楽しかった?」と聞くと「お祝いはしなかった。」「楽しくなかった。」と返ってきた。

誕生日を祝ってもらったことがない。テトのお祝いをしらない。そんな子供達を観る反面、日本では平和ぼけしてしまって、子供達はすぐに諦めたり、反発したり、夢や目標が無い、出来ていることは当たり前と思い感謝する気持ちを失っています。

ハイチで地震が起こってから、自分の中で放って置けなくうずうずしていたある日、東京に住む中学生一年生の男の子でボランティア活動で日々頑張っている富樫君と知り合いになりました。その男の子が私の活動にも興味を持ってくれ、以下の素敵な動画に私の活動写真などを載せてくれました。
http://d.hatena.ne.jp/rikkyo135/20100205/1265388409

彼の活動振りには本当に頭が下がりっぱなしです。
大人が動かないのに、彼は毎日のように現場に出て平和活動をしています。

日本の子供達に講演をした後、彼らの感想文を読めば素晴らしいことを書いています。
純粋な優しい心を持っている子供達ばかりです。そんな子供達の希望や夢を出来るだけかなえることが出来る社会を創るのが大人の責任です。
私は、今の学生達が抱えている心の悩みや、苦しみ、怒り、不安はよく解かります。私も彼らと同じように生き難い社会で育ってきたから。「今の若い者は。」と言われてきたけれど、その社会を創ったのは大人達。若い者の意見は受け入れられず。

私は同じような想いを彼らにはして欲しくない。生きる以上は大人になることに希望を持って欲しい。富樫君や、次世代の子供達が生き易い未来を築いていく責任があると感じています。
私達の先祖が命をかけて日本の未来を守ってくれたように。

日本、ベトナム、世界の国々の一人一人の心が幸せ、平穏で満たされますように。。。

合掌

Maiko(: