2010年2月12日金曜日

日本の若い世代にも明るい希望があります

Chuc Mung Nam Moi!(あけましておめでとう!:ベトナム語で)

旧正月を祝う習慣のベトナムは14日が今年の正月(テト)ですね。
今ベトナムはお正月ムードいっぱいだそうです。
しかし、そのお正月を皆心から嬉しく、楽しい想いで過ごしているのでしょうか?
家族が居ない、家が無い、エイズで苦しんでいる、お金が無いなどの環境下で暮らす人々は、家族で楽しい思いをしている、捨てるほどの食事をしている光景をどのような気持ちで観ているのだろうか?
以前、テト後に訪れたとき逢う子供達に「テト楽しかった?」と聞くと「お祝いはしなかった。」「楽しくなかった。」と返ってきた。

誕生日を祝ってもらったことがない。テトのお祝いをしらない。そんな子供達を観る反面、日本では平和ぼけしてしまって、子供達はすぐに諦めたり、反発したり、夢や目標が無い、出来ていることは当たり前と思い感謝する気持ちを失っています。

ハイチで地震が起こってから、自分の中で放って置けなくうずうずしていたある日、東京に住む中学生一年生の男の子でボランティア活動で日々頑張っている富樫君と知り合いになりました。その男の子が私の活動にも興味を持ってくれ、以下の素敵な動画に私の活動写真などを載せてくれました。
http://d.hatena.ne.jp/rikkyo135/20100205/1265388409

彼の活動振りには本当に頭が下がりっぱなしです。
大人が動かないのに、彼は毎日のように現場に出て平和活動をしています。

日本の子供達に講演をした後、彼らの感想文を読めば素晴らしいことを書いています。
純粋な優しい心を持っている子供達ばかりです。そんな子供達の希望や夢を出来るだけかなえることが出来る社会を創るのが大人の責任です。
私は、今の学生達が抱えている心の悩みや、苦しみ、怒り、不安はよく解かります。私も彼らと同じように生き難い社会で育ってきたから。「今の若い者は。」と言われてきたけれど、その社会を創ったのは大人達。若い者の意見は受け入れられず。

私は同じような想いを彼らにはして欲しくない。生きる以上は大人になることに希望を持って欲しい。富樫君や、次世代の子供達が生き易い未来を築いていく責任があると感じています。
私達の先祖が命をかけて日本の未来を守ってくれたように。

日本、ベトナム、世界の国々の一人一人の心が幸せ、平穏で満たされますように。。。

合掌

Maiko(:

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